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「大好き」を伝えあう子育て―抱っこ法の考え方とその魅力






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子供は抱っこが大好きです。お母さんに抱っこされて、目を見つめ笑いあったり、おしゃべりをしたり、オッパイに触ったり…。こんな風にごく自然にお母さんと子供がいい気分で抱っこでゆっくり過ごせるようであれば、わざわざ意識して「抱っこ法」などという必要もないのでしょう。でも、そんな風にいい気分で一緒にいられなくなることも多いのです。

今の世の中は人々の生き方、子育ての営みがあまりに本来の姿を見失って、お母さんと子供を追い詰めているからです。 そこで、現代になって見失われてきた子育ての知恵の「抱っこ」を再確認する為に意識して取り組むという意味で「抱っこ法」といっているのです。


目的

「抱っこ法」は、お母さんが日常的に子供とうまくやり取りできるようになることを目的とします。

体の接触や保持を使った気持ちの交流は、特に心に歯止めが掛かっている場合には、それを使わない交流に比べてはるかに雄弁で、はるかに有効なのです。

※どんなやりとりに使うか

 ・一緒に遊んだり
 ・しつけや学習に向けて励ましたり
 ・腕の中でダダをこねたり(愚痴や文句を聞いてあげたり)
 ・慰めたり
 ・触れ合って安らいだり
 ・大好きを伝えあったり
 ・大切なことを話し合ったり


方法

抱っこをして、子供の気持ちに十分耳を傾けます。そして子供を心ゆくまで慰めぬくのですが、これまでの心の鬱積があるので心の歯止めを外して訴えるのは、容易でないかもしれません。

いざ泣き始めると、長時間激しく泣き続けることになるかもしれません。抱かれること自体を嫌がるかのように振舞うこともよく起こります。

しかしそれは、心を閉じて心の傷に触れさせまいとする構えからくることなのです。 

子供が泣き続けると、お母さんとしては居ても立ってもいられない気持ちになるかもしれません。そんな時我慢せず、その辛い気持ちを援助者にぶつけていいし、お母さん自身が泣いてしまってもいいのです。お母さんの辛い気持ちを援助者に聞いてもらいながら、とにかく途中で止めず、子供が楽に泣けるようになるまでは、付き合ってあげてください


子供が泣くというのは、おしゃべりしているようなものなのです。「だって…、あのね…、僕はさ…、本当は…、寂しかったんだ…、苦しかったんだ…、悲しかったんだ…」などと訴えているのです。

大人ならさしずめ、「愚痴をこぼす」という感覚でしょうか。

子供は大人のようにまだ、自分の気持ちを言葉でうまく言い表せないのです。だから泣くのです。ですから泣いた時は、「うん、うん、そうかい。」とただ、聞いてあげればいいのです。

子供は思い切り泣くほどに、ますます気持ちが楽になり元気が出てきて、子ども自身の中に本来持っている伸びようとする力や、誰とも仲良く付き合いたい気持ちや、どんなことでもやればできるぞという自身や意欲、すてきな自分を取り戻せるのです。
 

こんな風に「抱っこ法」によって本来の素敵な姿を取り戻していく子供を見るうちに、お母さんも子育ての自信を取り戻していきます。

そうなると、日常生活の中で、子供とのやりとりがスムーズになります。つまり、体を触れ合わなくても、こちらの態度や表情や言葉や熱意といった、いわば心で触れあうということが可能に なるからです。













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