どういう事かというと、先述の女性の場合について考えてみましょう。

良かった点、役に立った点としては、
「父親に頼れなかったことによって、自分が強くなれたし、独立してゆけた。」「他の人にどう思われているのかという事を、あまり気にせずに済んだ。」「いろいろなフィ−ドバックが外から得られなかったので、自分が自分に教えていった。つまり、フィ−ドバックに頼らなくても良いと思えるようになった。」「他の人に慈しみの心を与える事ができるようになった。」等という事が、考えられるかもしれません
 
このように否定的な体験・観念の中の良い点を見出し、充分堪能し、抱擁するのです。そして、「今まで役に立ってくれてありがとう。」「私を守ってくれてありがとう。」という気持ちを込めて、この
否定的観念だけを新しい観念に自分の中で、換えていきます
 
引き続き、例でいうならば、
「私は男性から愛と尊敬を受ける価値がある。」「男性とは信頼に値するものだ。」「私は今までどうり、慈しみの心を持ち強く立っていても、男性と素晴らしい相互依存の関係を持てる。」という風に。

簡単に言うと、呼吸を使って問題に直面し、感情を解放し、両親を許し、自分に痛みを与えた体験・それによって形成した否定的観念を抱擁することによってうまれる、潜在意識のスペースに新しい考えを入れてあげるという事です。

 
 すると、
自分で意識する、しないに関わらず、日常生活が変わり始めます。自分の変化が、周りの人にも、そして何より自分自身、実感をともなって判るようになります。

 ブリージングの素晴らしさは、
とても安全で、シンプルだという事です。決して自分の対処できない事は起こりません。

そして、セッションは終始一貫して、ただ前述した
呼吸法だけにフォーカスするだけなのです。

また、必ずしも今まで例示してきたような順を追ったプロセスにこだわらなくても良いのです。その時にその人に必要な事が起こるのです。そして、誰一人として同じ体験にはなりませんし、その時、その
時で、二つとして同じ体験にはなりません。
 
セッションのゆくえは、
誰にもコントロールする事ができません。クライアントの魂だけが知っているのです。プラクティシィナーはクライアントに寄り添い、真実に辿り着くように援助します。クライアント自身が知っている答えを、自ら探り当てられる為のサポーターとして、そこにいます。

 
ブリージングの2時間は、クライアントが自分自身に100%フォーカスします。

とことん自分を見つめ、罪悪感、怒り、恐れ、不安を受け入れ、慈しむ時、どんな事が起こるでしょう。それは、まさに奇跡としか言いようがありません。
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